心配は母の仕事

親はいつまでも子のことを心配するものだ。特に母親。私が海外にいた15年間、電話の向こうから何度
「アンタ、大丈夫かね?!」
を聞いたことか。心配するあまり娘を殺される夢まで見てくれたという(なんとまぁ・・・)。声色で「また夢で私に何かあったね?」と分かる程だった。

そして15年ぶりに帰国して近所に住み始めた娘家族。アメリカ人の夫が異国でストレスなく生活できているか心配で仕方ないらしい。そろそろアパートから一軒家に落ち着くかとマイホーム購入の話をすれば
「お金は大丈夫なの?!」
3歳の息子と自転車に乗るにも
「気をつけるだよ!」(焼津弁)

そんな感じだから主人と起業します、なんて言ったら
「なに言ってんの?!」
状態だ。かという自分は美容室を自営していたのに。自営の大変さを知っているというのもあって子供には苦労させたくないんだろう。仮におとなしく仕事についてもなんだかんだ心配するんだろうな。

母というものは近くても遠くても家族を心配するものなのね。私もいつか息子にとって心配しすぎのママになるのだろうか。

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