キラキラの目

息子がお世話になっていた時に始めた幼稚園の「えいごであそぼう」ボランティア。今年度はパンデミックの影響で、回数が半減した。

それでも子供たちはちゃんと私を覚えていてくれて、
「あっ!えいごのセンセーっ!」
と私を見つけるなりブンブン手をふって出迎えてくれる。わーっと寄ってきて
「タッチ~っ!」
ともみくちゃにしてくれる(今年度は念の為「腕ガシッ」に変えてみたが…。)コロナなど何処吹く風、だ。ひとりひとり、顔を見れば皆キラキラの目。あぁ、なんて輝かしく美しいんだろう!あの顔に囲まれたら仮にすごく落ち込んでいる日だったとしても笑顔にならざるを得ない。

毎回元気をもらって帰ってくる。(あまりに子供らがパワフルで正直吸い取られちゃう時もあったりするんだけど…苦笑。)

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子供たちの目、いつまでもそのままであって欲しい。えいごでもなんでも、遊びの延長みたいに楽しんで欲しい。そんな願いを込めて、先日の今年度最終回では子供たちにメッセージを残してきた。
「えいごで話すといろんな国のお友達とコミュニケーションができます。だからこれからも楽しくえいごであそぼうね!」
年長さんには特にこのメッセージを覚えていて欲しいと思う。英語はコミュニケーションのツールだから。テストや受験の為に単語なんかを詰め込まなきゃならない時もあるけど、嫌にはならないで欲しいな。

帰り際におさげ髪の女の子が近寄ってきて、
「またえいごでお話しようねっ!」
と話しかけてくれた。
「うん、しようしよう!」
と私が返事をすると嬉しそうにタタタッと小走りに教室へ戻って行った。

そして今週、息子(小学1年生)の授業参観では
「あっ、えいごの先生!Hello!」
と同級生の子が声をかけてくれた。感動しちゃう!私のボランティアは小さな小さな種まきだけれど、小さな芽が出てきているのかな、だといいな。


故・エリックカール氏の「はらぺこあおむし」英語版。幼稚園ではまず、日本語版を読んでから英語版を読んでいます。子供たちの目はキラキラ!

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