US Trips 2017-2018 狂気の連続旅行 その6
ひとりで行くハワイほど盛り上がらないものはない。昨年5月の旅だ。それでも結婚式からちょうど5年目でもあるし折角ハワイに行くのだからと思い出の場所を訪ねることにした。
式の前夜にゲストの皆と花火を見ながら楽しんだカタマランクルーズの乗船場(私は乗り物酔いでカクテルどころではなかったけれど)、式を挙げたワイキキビーチ、披露宴をしたホテルのプールサイド等々。会話をしたホテルの従業員に
「ここで5年前に披露宴をしたの」
というと
”Oh welcome back!”
と、その後改装があって今はとても変わっているわよと説明してくれた。本当だ、私たちが披露宴をした時とはバルコニーの様子がかなり変わっていた。この日もプールサイドで写真を撮っている新郎新婦を見かけて5年前の自分たちを思い出した。あれから5年か、早いなぁ。
夕焼けが綺麗な時間。部屋に帰る途中ひとりでふらりとホテルのバーに立ち寄る。実はお酒に弱いのだけど、こんなに美しい時間にホテルの部屋にこもるなんてもったいないし外は少し肌寒い。日に当たって疲れたのもありワイン一杯ですぐに真っ赤になってしまった。次の日もビーチに寝転んだり買い物をして過ごしたけれど、ハワイはひとりで来るところではないとつくづく感じたのだった。
そのぶん、次に家族3人で行った9月は盛り上がった。いつもは水を怖がる息子がビーチで大はしゃぎしてかなり深いところにいる夫のところまでひとりで行ってはバシャバシャとやっていた。サラサラの白い砂で山を作っては波に壊され…を何度繰り返したか。半年経った今でも
「また行きたいな~」
と呟いている。
夜ホテルの窓から外を見ていると下のビーチで何やら光るものが回転しながらビュンビュン飛んでいる。ドローン?それにしてはたくさんあるし、どうも子供たちが飛ばしている様子。次の日、人に聞いてみたりインターネットで見てみたらそれはどうやら光るプロペラがついたおもちゃでゴムでビューンと飛ばしているのだとわかった。何処で買えるのかねぇ、とホテルの前のビーチを歩いているといたいた!お兄さんがビニール袋にたくさーん入った「それ」を持って立っていた。
”How much?”
と聞くと、値段はなくて contribution(寄付)という言い方だった。ビーチでセールス行為を行うことに対して規制とかライセンスとかがあるんじゃないかと察する。楽しそうなので息子のお友達にも買っていこうということになり7個貰って25ドルくらい渡したような気がする。
お兄さんがやるとビューンと音を立てて本当にドローンのように光りながら5メートルくらいも上がっていって竹トンボみたいに落ちてくる。いとも簡単そうだけど、お兄さんからコツを教わっていざ自分たちでやってみると案外難しい。ビューンではなくてピュン…ポテッという感じ。何回か夫がやってみるとだいぶ上がるようになった。
日本に帰ってから公園でもやってみたが、息子がゴムを精一杯引っ張って離した際に持っていた夫がプロペラ部分でかなり深く指を切ってしまった。ということで、お友達にあげる時は
「気をつけてね、大人と一緒にやってね」
という説明付きで渡すことになった。
また皆で行きたいね、ハワイのビーチに。
ハワイアン・フラダンスのインストラクターをする姉のオススメです☟