焼津の「すげぇ」企業イシダテックさんとの出会い
息子が生まれてもうすぐ11年になる。同時に、ニューヨーク市から焼津市に家族で移住して10年の節目も近づいてきた。この10年は焦点を家族にあて、親や子供のケアをすることに力を注いでだ。この上ない幸せを感じる反面、キャリアウーマンだった私が「主婦になること」に慣れることに苦労し葛藤もある10年だった。その間、自分でプロジェクトを掲げブログや出版の執筆をしてきた。
Steve Jobs氏 の有名なスピーチに出てくる「点と点」。
様々なキャリアを渡り歩いたり主婦の道を選択したり、色々と人生の遠回りをしてきたような感覚があるけれど、その全てが決して無駄ではなかったと信じている。
今、何かが動きだしているのを感じる。人生の次のチャプターへ。小学生の息子と年老いた母に寄り添い続けながらも、ずっとずっと考えたりインプット中心だった生活からアウトプット中心に変わっていく時なのかな、と。
イシダテックさんとの出会いがそのひとつ。まずは note の記事をお読み頂いて。
「すげぇら焼津」という焼津市のオープンファクトリーイベントがあり先日息子と工場見学にお邪魔したのだけれど、「秘密兵器」を世に送り出すその焼津の「イシダテック」という会社は社員さんひとりひとりが「最強兵器」だった!地方都市にいると少しだけ世界から遠ざかった気がする時があるのだけど、「めちゃくちゃ世界的な企業が焼津市内にあったじゃないの!」となんだか嬉しくなった。一筋の希望の光が心に差し込み頭では「ペールギュント」の「朝」がなり始めるという、笑。
もと音楽業界の人間なのでどうしても音楽やエンタメ的要素が頭をよぎってしまう癖が(すみません…)。note 記事に『チャーリーとチョコレート工場』の一場面を使ったのも、あの見学前のワクワク感を表した音楽を探していたらヒットした動画だったからで。まさにあの時の私と息子はチャーリーとおじいちゃんなので!(注:誤解を招かぬようにこの場で説明させて頂くと…あくまでもビジター側の興奮を表したもので、あのチョコレートが溶けるシーンとイシダテックさんのイントロやプレゼンは無関係です!)
毎度の脱線だが、焼津から世界へ「秘密兵器」を送り出すイシダテックさんと一緒に私も焼津から世界に、何か役に立つものを発信できたらなぁ。出会いに感謝しながら…。